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デッサン初心者が陥るミス三選

 

 

 

こんにちは画家の山本周です。

本日は、デッサン初心者が陥るミス3選をお話ししていこうと思います!

 

 

 

僕は普段オンライン絵画教室を運営しているのですが、その最初の授業は皆さんの癖等を見るためにほぼ指導なしでデッサンをしてもらうんですが、その時にありがちなことをまとめてみました。

 

 

 

デッサンといえば全ての芸術の基礎になっていますよね。

特に最後が本当に多い!これを辞めるだけであなたはもうデッサン上級者?とまでは行かなくても素人っぽさは抜けるかと思います。

 

 

 

デッサン初心者が陥るミス三選

 

 

1、勘で形を取る

 

これ本当に多いです。デッサンはとにかく比率を測って描いていくというのが大原則です。もちろん慣れてきたら勘でというか目測で形を取ったりできるようになるのですが、それはまだまだ先の話です。

この形を取るというのは本当に大切なことで、形が上手くいけばデッサンの9割は完成したといっても過言ではありません。

なのでしっかりと形を見て、比率を測って、大きな形から削っていくような感覚で正しい形を導き出してくださいね。

 

 

 

 

2、質感表現をしない

 

これも多いです。デッサンで大切なのは形の次に質感です。そのモチーフがどういった特徴を持っているのかということを鉛筆で表現しなければなりません。

紙コップなら繊細だけど滑らかな面、石ならゴツゴツした面、ガラスなら透明感があって光沢もある面、鉄だと鏡のようになった面、布は柔らかいマットな面。それぞれを鉛筆で表現する必要があります。

それをすっ飛ばして形をとって陰影をつけてはい終わりがすごく多いです。

今までで最短10分でデッサンを描き終わったからもいます。時間をかければいいというものでもありませんが、もっとじっくりとモチーフと対話するように観察してみてください。

 

 

 

 

3、指で擦る

 

これ本当に良くないです。独学でやってこられた方に本当に多いです。

すぐ雰囲気をつけようと指で擦って誤魔化します。ノットグッドです。指で擦るという技法自体は別に否定はしませんが、初心者の段階でこれをやってしまうとデッサン力はつかなくなります。

デッサンというのは目の前のものを見た雰囲気で描いていいものではありません。というかそれをしてしまうとデッサンをする意味自体なくなってしまいます。

デッサンというのは目の前のモチーフの形、質感、明暗、そして何よりも大事なのが面の流れというものを意識しないといけません。

指で擦るという行為は最後の面の流れを全く無視して、明暗だけでモチーフを見てしまう癖ができてしまいます。

そうするとモチーフの立体感を捉える能力が鍛えられません。するとどういった弊害が出るかというと、写真を元に油絵を描いた際に立体感が出せずにペラペラの写真のような絵を量産することしかできなくなってしまうんですよね。そうならないためにも指で擦るというのはあまりオススメしません。

 

 

 

まとめ

 

山本周オンライン絵画教室では本当にデッサンをしたことがないという方にも1から丁寧に指導しまうので、是非ご参加してみてください。

今なら僕と一対一で無料体験レッスンを行なっていますので、ご興味ある方はお問合せからご連絡お待ちしております。